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見出し北朝鮮式「栄耀栄華」(えいようえいが)  (2013年11月6日)

 




 メディアの意図的な報道に接している日本人からみると、「栄耀栄華」という4文字は北朝鮮のイメージと結びつかないだろう。しかし、現地に足を運び、自分の眼で見て、雰囲気を肌で感じると、ふと北朝鮮は国民が栄耀栄華を感じられるように国作りに取り組んでい、と思うことがある。

 最近、この国では各種のプール、水族館、野外のアイス・リンク、ヘルス・センター、船上レストランなど、水(氷)関連の娯楽施設の建設が続いている。間もなく、東平壌地区には大規模な室内・野外プールが完成する。

 平壌の郊外では一般市民向けの乗馬クラブが、また、中部の山岳地帯では国際競技も開催可能な「馬息嶺スキー場」が建設中である。地方でも平壌の文化・娯楽施設をモデルにしたレジャー施設の建設構想が練られている、という。

 この構想が実現すれば、一年中好きな時に水泳をして、スキーや乗馬といった、スポーツを堪能できるわけである。北朝鮮の人々は、「栄耀栄華的文明国」の建設は、夢ではなく現実的な発展の結果だ、と主張する。みんなが同じように豊かに暮らし、高い水準の教育を受け、どこにいても文化的生活を享受するのが北朝鮮式栄耀栄華、というわけだ。

 北朝鮮全体を見れば、食糧難は解決されず、エネルギー事情は逼迫し、国際的な支援を必要としている。しかし、国民の生活水準向上の努力は実を結びつつある。



(Asia Watch Network 村上知実)













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