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見出し平壌市民の暮らしぶり @ビール人気  (2013年12月1日)

 






 韓国・延坪島砲撃事件から3年が経つ。朝鮮中央通信によると、延坪島に近い黄海南道で兵士や党幹部、一般市民が参加した周年記念集会が開かれた。延坪島周辺を管轄する第4軍団長は「いかなる敵も撃滅掃討できるという確信をさらに強めた」と強調した。朝鮮半島の緊張状態はいまも続いている。しかし、北朝鮮の「国内事情」を腑分けするように見ると「経済重視」の政策に転じているようだ。

 10月の訪朝の際、平壌で入ったビヤホールでの雑感。北朝鮮の男は酒が好きだ。特に焼酎。日本のようにお湯割りや水割りにはしない。ストレートでガンガン飲むのが一般的だ。最近は、この酒の嗜好が変わってきた。ビールが急激に浸透している。その中でも、「大同江ビール」は大人気だ。

 20年前、初めて訪朝した時に飲んだ北朝鮮のビールは、おいしくなかった。大同江ビールも20年ほど前に誕生したが、味と質が大きく向上した。昨年末、英国の週刊誌「エコノミスト」は、「韓国のビールより大同江ビールの方がはるかに美味い」と紹介し、韓国ビールは面子を潰された形となった。
 大同江ビールの愛飲者拡大に伴い、平壌市内にはビヤホールが増えた。大同江ビール工場直営のビヤホールは夏冬の季節に関係なく一年中、客でにぎわう。直営ビヤホールの売れ筋は7種類の「生ビール」だ。麦や米の比率が異なる。麦100%のコクのあるビールは男性向きで、米100%ビールは苦味がなく女性に好評だという。

 北朝鮮では日本と違い「清涼飲料」としてビールを販売している。ヨーロッパと同じで清涼飲料に認識されている。大瓶で約100円。大同江ビールは日本でも売れると思う。



(Asia Watch Network 小堀新之助)

















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