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見出し北朝鮮式スポーツ選手強化方法 (2014年4月4日)

  




(北朝鮮女子サッカーチーム)





 2020年の東京オリンピックを控え日本ではスポーツ選手の強化策が課題になっている。2011年の世界各国の年間強化費を調べてみると、ドイツ263億円、中国304億円、韓国149億円などに対して日本は185億円。この数字は、「名誉」だけでは選手の奮闘を促すのは難しく、やはり選手への「投資」が必要、ということを物語る。

 北朝鮮でも同じようだ。北朝鮮の中央テレビを観て感じたことだが、北朝鮮のドキュメンタリーは最高指導者を称賛する内容が多い。生産部門や軍関係の現地指導を中心としたドキュメンタリーの中で、最近は金正恩第1書記がスポーツ部門を指導する映像も増えてきた。

 去年(2013年)の国際大会で収めた成果を誇示し、さらなる躍進を促すのが狙いだろう。「国家級受勲」という名誉とともに物質的報酬にも重点を置き、選手の意欲を刺激しているドキュメンタリーが目立つ。 

 第52回世界卓球選手権大会で優勝したキム・ジョン、キム・ヒョッボン選手には乗用車と高級マンションが贈られている。これが北朝鮮式のスポーツ選手刺激方法だ。

 去年、北朝鮮は70余りの国際競技に参加している。北朝鮮の発表では金164、銀129、銅97のメダル獲得となっている。北朝鮮式スポーツ選手刺激方法がこれからどのような結果を示すか、今後の国際大会に注目したい。




(AsiaWatchNetwork 小堀 新之助)
 












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