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見出し北の企業が求める人材   (2014年9月14)
日)










金正淑平壌紡織工場の総経理


 北朝鮮の経済動向を注視していると、「人民の生活向上」を主要課題としていることがうかがえる。8月7日の労働新聞は、平壌市内の靴下工場を現地視察した金正恩第1書記が「経営戦略と企業戦略を正しく立て直せ。生産工程の現代化をもっと高い水準で実現し、技術準備や製品生産・包装・販売に至るすべての生産組織と経営活動を改善しなければならない」と強調した。
 経営・企業戦略という表現は、これまで北朝鮮では西欧資本主義式なものとして回避されてきた言葉である。しかし、金正恩第一書記の現地指導では、工場支配人などの管理者と労働者の意識を変えさせるため、言葉のしがらみにはとらわていないようだ。

 実際、金正恩第一書記の現地視察を受けた金正淑平壌紡織工場の総経理は、
「今の時期、金正恩元首が要求する経営・企業戦略は、国家経済の発展戦略に基づき自分たちの工場が適応していくことだ。これを実現するために工場の経済管理幹部は、最新の経済・技術の知識を同時に理解できる専門家でなければならない」と話している。

 北朝鮮ではこれまで、空虚に響きがちなスローガンが多かった。しかし、最近の標語は現実的で、グローバルは視野に立つものが多いと感じる。
 「最尖端を突破する」もその一つだ。このスローガンが目指すものは、視野を世界に広げ、海外の最先端技術と知識を吸収し乗り越えるということだ。いま多くの工場、企業所で求められている人材は、外国語を理解し、知識吸収に貪欲な経済管理者、技術者だという。





(Asia Watch Network 小堀新之助)
















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