本文へスキップ

アジア・ウオッチ・ネットワークはアジアに幅広い取材アンテナを張ります。

アジア・ウオッチ・ネットワークAsiaWatchNetwork


見出し大同江(テドンガン)ビールの秘密      (2015年1月26日)
日)























 半島Focus「平壌市民の暮らしぶり@ビール人気」(2013年12月1日)で「北朝鮮の大同江ビールをは韓国のビールより美味だ」との英国週刊誌の記、事を載せたところ、多くの人が「信じられない」と思ったようだ。
 百聞は一見にしかず、で実際に味わってもらいたいが、今の日朝関係では朝鮮観光もおいそれとはいかない。

 この大同江ビール、生産開始は2002年4月と歴史は長くない。しかし、金正日総書記が現地指導をし、国の威信をかけたビール生産だけに世界のビールと比べても味、品質で劣らない。

 なぜ大同江ビールが美味いのか、ビール工場のリ・ヘナム技師長に話をうかがった。

−(大同江ビールの)反響はいかがですか。
 昨年イギリスの雑誌『エコノミスト』は、「北朝鮮の大同江ビールは驚くほどおいしい。なぜ南朝鮮(韓国)の人はコクのないビールを飲むのか」と言ったそうです。南朝鮮の東亜日報も、「北韓(北朝鮮)のビール、国産ビールとの試飲評価で判定勝ち」という記事を出し、韓国醸造科学会長のヨム・ヘンチョル氏など5人が試飲評価会をやったそうです。
 国産ビール3種と大同江ビールを試飲したようですが、5人全員が大同江ビールを第一位と評価し、南朝鮮のビール業界が衝撃に見舞われたようです。
 今も平壌を訪れる外国人は、ホテルや食堂などで大同江ビールを飲んでは、その味と香を忘れることができないと言っています。
−ビールの主な原料は何ですか。
 古代スメル人によって作られた時から6,000年の歴史を持つビールは、民族的特性、生活慣習、気候、ビールの開発歴史などによって地域別に特性を持っています。
 ドイツをはじめヨーロッパ人は、アルコール含量5%程度のもので、強い苦味と麦芽の香を好みます。、
 中国をはじめアジア人はアルコール含量3〜4%程度のもので弱い苦味と米の味を好むようです。
 大同江ビールはアルコール含量と米の配合比率によって7つの種類があります。 その中でも、100%麦芽を使用したアルコール含量5%の第1番ビールは、麦芽とホップの芳香と苦味がありヨーロッパ人の間で人気があります。
 米を30%使用した第2番ビールは、あっさりと爽やかな味でヨーロッパ人もアジア人に好評です。
 そして、100%米を使用したアルコール含量4%の第5番ビールは女性から人気があります。
 コーヒーの香が強くアルコール含量13%の第6番ビールとアルコール含量10%の第7番ビールは、いわゆる黒ビールでこれらはヨーロッパ人向けの味に仕上がっています。
−大同江ビールの質は何で保証しますか。
 大同江ビールは原料処理から製品の包装にいたるまで数十件の高い技術処理を施しています。
 2008年に国際品質管理システム認証ISO-9001を、2010年には食品安全管理システム認証HACCPを受けることができました。
 工場を参観したアメリカのAP通信の社長は、「ここのビールは世界の有名ビールと肩を並べるほどおいしい。多くのアメリカ人が、大同江ビールを味わう機会を持つことを希望する」と言いいました。日本の共同通信社の社長も、「大同江ビールの味に感心した。ビール好きな日本人が、一日も早く大同江ビールを飲むことができたら どんなにいいだろう」という感想文を書き残しました。
 大同江ビール工場の経営者たちは、大同江ビールが今後数年内に世界第一流ビールの仲間にと加わるとの確信を持って言っています。



(Asia Watch Network 小堀新之助)













English version (英語版)


Photo


ビデオ