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見出し孤児7人の母は20歳の娘さん  (2015年7月18日)
日)





7人の孤児の「母」 チャン・ジョンファさん




 日本では親が幼児・児童を虐待するニュースが珍しくなくなってしまった。厚生労働省・社会福祉行政業務報告のデータでは、虐待による死亡事例は年間50件を超え1週間に1人の子どもが命を落としている勘定だ。
 母親が死亡した子供の加害者になる事例は30%を超えている。子育てに苦悩し、解決策が見つからず、わが子に手を挙げてしまう悲しい姿と、モノは溢れているが人間性が失われつつある日本社会の負の影が浮かび上がる。

 北朝鮮から届いた話題は、悲痛な幼児虐待とは正反対のものだ。
 「7人の母は20歳の娘」が北朝鮮国内で多くの人に感動を与えている。娘の名前はチャン・ジョンファさん。南浦市の公共サービス管理所で働いている。
 2年前、18歳の時に3人の孤児(男児)を引き取っている。チョンリマ製鋼連合企業所の労働者が死亡した時、残された3人の男児を引き取った。
 その2ヵ月後、なんと彼女はさらに4人の孤児の世話を始めた。7人の「母」になったわけである。
 20歳の娘なら、まだ親のすねをかじる年頃かもしれない。社会主義体制下で社会保障が整備されているとは言え、若い娘が働きながら7人の子供を育てるのは
並大抵の苦労ではない。

 金正恩第一書記は、第2回全国青年美風先駆者大会に参加したチャン・ジョンファさんと面談し、「彼女は、実の親と変わらない愛情を子供たちに注でいる」と、その子育てを高く評価した。
 今、北朝鮮ではチャン・ジョンファの美徳を見習う若者が増えているという。
この話題を伝えてきた人は「物質的な満足を追求するのではなく自己犠牲的の中で幸福を感じるのが、北朝鮮の美徳であり、精神世界である」と強調した。





(AsiaWatch Network 村上知実)












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