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見出し特別供覧「金日成主席と日本」   61. 万寿台芸術団の日本公演決定 
日)

 世界の人民から「チュチェの芸術」「ダイヤモンドの芸術」との絶賛を博している万寿台(マンスデ)芸術団の日本訪問公演が決定したというニュースは、在日同胞はいうまでもなく広範な日本人民の大きな関心を呼んだ。万寿台芸術団は、一般の外国劇団の公演とは桁違いの、220名からなる音楽舞踊総合公演と革命歌劇をもって40余日間、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、京都、神戸の7大都市で公演することになった。当時、万寿台芸術団は、毎年のように世界の国々を巡回して公演し、「働く人たちの芸術」として絶賛を博していた。
 英国では、「朝鮮の芸術は西側世界でしなびている人たちの心臓に真の芸術への志向の炎を燃え上がらせた」という感嘆を呼んだ。振り付け師メドウェイは、「万寿台芸術団の舞踊の何よりも重要な特徴は、踊りのリズムが真実な人間生活の中から生み出され、それがひとしお美しく魅力的なリズムへと高められている点である。舞踊手の手の先から足の爪先まで、目の精気から身のこなしまで、そのどれもがすぐれて繊細な舞踊言語的表現力をもっている」と評した。
 イタリアでは、「人類の知的創造物の特出した手本である朝鮮の芸術は、いかなる泥土にも濁らぬ清い泉のような斬新な芸術」だとの絶賛を博し、ローマ総合大学教授ピエンドロスは、「舞踊、音楽、舞台美術が総合的に完成され、成功したまったく新しい独特な芸術」だと激賞した。
 この有名な芸術団の日本公演が確定した時、朝日新聞社とともに招請を主催した日朝文化交流協会の一人士はこう語った。
――われわれ日本国民は、平壌万寿台芸術団の公演を見れば、チュチェとは何かということをはっきりと理解するであろう、とわたしは主催者の一人として確信している。平壌万寿台芸術団の日本訪問公演は、朝鮮人民の闘争精神と念願、民族的風習を新しい芸術的技巧をもって見せてくれるであろうし、それは両国人民の心と心を固く結びつけることになるだろう。これは国交の正常化がなされていない現在の状況では動く大使館≠フ役割を果たすだろう。わたしは220名のみなさんを芸術団としてばかりでなく、共和国の文化使節≠ニして熱烈に歓迎する――

 広岡知男朝日新聞社社長はこう語った。
――朝鮮民主主義人民共和国の世界に誇る平壌万寿台芸術団が、日朝文化交流協会と朝日新聞社の招待で来る8月から9月にかけて日本で公演することになったのはたいそう喜ばしいことだ。朝日新聞社は世界のすべての国と友好関係を結ぼうという考えをもって、ジャーナリズムとして長年努力してきた。われわれは日本と朝鮮民主主義人民共和国との友好関係樹立を心から願い、微力ながら尽力してきた。数年前、本社編集局長後藤基夫が招請を受けて共和国を訪問したこともその現れの一つであるが、後藤編集局長は平壌で万寿台芸術団の公演を観覧し、その素晴らしさに感動した。われわれは常に国と国との友好を深めるためには、両国人民の文化交流を深めることがもっとも良い道であると考え、多くの国と文化交流を行い成果を収めてきたので、後藤の話を聞いて万寿台芸術団をきっと招請しなければならないと考えた。幸い金日成主席閣下と、それに朝鮮民主主義人民共和国政府、平壌万寿台芸術団、総聯など関係者の多くの方たちの理解と協力を得て、長らく待ち望んでいた万寿台芸術団の日本訪問公演が実現する運びとなった。わたしはそうした誠意に対し心から感謝する。万寿台芸術団はすでに世界45カ国で公演し絶賛を博してきたが、この春は英国とイタリアを、ごく最近は中国を訪問して大きな成果を収めたことをわれわれはよく知っている。共和国の隣国である日本でこれまで公演できず、今年になってやっと公演にこぎつけたが、遅くなったとはいえ遂に万寿台芸術団の優雅な舞台を見ることができる日が近づいたのは、まことに喜ばしいことであり、その日を指折り数えて待っている。わたしと主催者は、総聯のみなさんと力を合わせて、万寿台芸術団の日本公演の成功をはかって全力をつくす考えである。万寿台芸術団の公演は、多くの日本人の宿望でもあるだけに、必ず大きな成果を収めるものと確信している――

 作家の松本清張氏はこう語った。
――このたび隣国朝鮮民主主義人民共和国から平壌万寿台芸術団が日本に来ることになったのはたいへん喜ばしいことである。万寿台芸術団はすでにヨーロッパで一大センセーションを巻き起こしたということだが、われわれ日本人はまだ共和国の芸術を知る機会がなかったので、きっと見るつもりだ。舞踊と音楽というものは、民衆相互の接触にとって切り離せない重要なものである。舞踊と音楽は文字をもって読む文学とは違い、目と耳を通じた民衆の心の交わりとなる。万寿台芸術団の公演を指折り数えて待っている――

 劇作家の久板栄二郎氏はこう語った。
――朝鮮民主主義人民共和国の万寿台芸術団が日本に来るということだが、実に喜ばしいことだ。朝鮮の芸術が非常に発展しているとしばしば聞いていたが、今度、じかに接することができると思うと喜びにたえない。日朝文化交流を促す絶好の機会になるだろう――

 画家の某氏はこう語った。
――朝鮮民主主義人民共和国の平壌万寿台芸術団がいよいよ来ることになった。このめでたい名を冠する万寿台芸術団は、今年に入ってすでにロンドン、ローマ、北京、上海など、すべて芸術の中心地、文化の発祥地として名を馳せている都市で公演し、センセーションを巻き起こしたという。万寿台芸術団の公演を観覧した人たちは朝鮮の芸術を「黄金の芸術」と言っているが、早く見たいものだ。朝鮮民族は昔から芸術的にもすぐれた民族であると思っているが、近代国家として飛躍的な発展を遂げた朝鮮民主主義人民共和国の芸術が、どのようにわれわれの前にその華々しい姿を見せてくれるか、今から胸がわくわくする。わたしはこの芸術団が日朝文化交流の掛け橋としての重責を果たすだろうと確信している――

 文芸評論家の奥野健夫氏はこう語った。
――日本の雅楽には高麗楽と唐楽という2大潮流がある。高麗楽という名称からしても、朝鮮半島の文化が日本の文化、とくに音楽舞踊に及ぼした影響が大きいことが分かる。私は小学校に通っていた頃、朝鮮の歌と踊りを見たことがあるが、そのときのことが胸に深く刻まれている。朝鮮民主主義人民共和国の平壌万寿台芸術団の公演を見ることができると思うと、今から興奮を抑えることができない――

 文芸評論家の臼井吉見氏はこう語った。
――民族的伝統を継承発展させ、華麗で優雅な舞台を見せて世界の注目を引いている万寿台芸術団がついに日本で公演することになった。朝鮮民主主義人民共和国は日本にとって「近くて遠い国」だとしばしば呼ばれている。こうした不自然な現象が万寿台芸術団の日本訪問によって是正され、これを機に両国人民の友好がいちだんと深まり、両国人民の交流がいっそう促されることを期待する。万寿台芸術団の特徴は、数千年間、朝鮮民族の愛の中で育まれてきた独特な音楽舞踊の中で、今日まで立派に継承されてきたものと、外国の進歩的なものとが巧みに融け合っていることにある。わたしは今、日本国民にその燦然たる舞台を余すところなく見せる万寿台芸術団の日本訪問公演の成果を大いに期待している――

 詩人の真壁仁氏はこう語った。
――万寿台芸術団はスイス、イタリア、英国、フランスなどでの公演を通じてヨーロッパ人民の絶賛を博した。わたしは今回の日本公演に先立ち、昨年朝鮮民主主義人民共和国を訪問した際、初めて万寿台芸術団のすばらしい舞台を見た。朝鮮の芸術は世界最高峰の芸術だと言われているが、わたしが見た万寿台芸術団の舞台も評判どおり、まことに完成された舞踊と音楽であった。万寿台芸術団の舞踊は、現代世界芸術の中でも類例のない非常に格調の高い芸術である。実に、万寿台芸術団の音楽と舞踊は朝鮮の民族的特性を生かしているばかりか、単純な民族的範囲を超えた普遍性を帯びている。万寿台芸術団の音楽舞踊の力は、まさに一つの民族の力、新しい朝鮮の力を立派に象徴している。ヨーロッパで朝鮮の芸術がこのように高い評価を得ているのは当然だといえよう。わたしは今度の万寿台芸術団の公演を心待ちにしている――

 演劇評論家の尾崎宏次氏はこう語った。
――万寿台芸術団の日本公演がついに実現することになったのは非常に喜ばしいことだ。聞くところによると、朝鮮民主主義人民共和国では芸術の発展に国家的な支援が惜しみなくなされ、芸術家たちは心ゆくまで才能を発揮しているという。この国から来る芸術団の日本訪問公演は、朝鮮の民族芸術の真価を余すところなく見せてくれるであろう。とくに、この公演を機に日朝両国の文化交流が活発になれば、共和国の多くの芸術家たちと交流することができ、相互の理解をいっそう深めることができるであろう――

 音楽評論家の園部四郎氏はこう語った。
――朝鮮の芸術が民族的伝統を受け継ぎ、どのように現代的に開花発展したかを直接見ることができるので、万寿台芸術団の公演を待ち望んでいる。わたしはこれまで在日朝鮮公民との交流を通じて、朝鮮人民の潔く明るい姿に深い感銘をうけてきた。今度日本で公演することになる万寿台芸術団の舞台で、われわれは健全で明るく希望にみちた朝鮮の姿を直接見ることができると思い、その公演に大きな期待をかけている――

 NHKフィルハーモニー指揮者の岩城宏之氏はこう語った。
――世界各国で優秀な芸術が創造され、それぞれの国特有の民族芸術を発展させていくことはたいへんよいことだと思う。わたしはすぐれた芸術が全世界の人たちの友好の掛け橋になるべきだと考えている。今回初めて日本で公演することになる万寿台芸術団は、日本人たちに大きな感銘を与え、絶賛を浴びるだろうと思い、公演に深い関心と期待をかけている――

 演出家の千田是也氏はこう語った。
――10余年前に朝鮮民主主義人民共和国を訪問した際、国立劇場で舞踊と歌劇、演劇などを観覧し、そのすばらしい成果に感激した。今度日本を訪問する万寿台芸術団が総勢220人で、それも歌劇を持って来ると聞いて、心から喜んでいる。朝鮮で見たすぐれた舞台が今も目の前にあざやかに浮かぶ。全人民の力をもってすばらしい国を建設し立派な芸術を花咲かせている朝鮮の芸術に大きな期待をかけており、朝鮮の芸術家たちが日本公演で大きな成果を収めることを願っている――

 日本芸術院会員の中村鴈治郎氏はこう語った。
――日本と朝鮮の間の友好交流を求める気運が高まっている今日、共和国から初めて文化使節として万寿台芸術団が日本を訪問して公演すると聞いて、たいへん喜んでいる。朝鮮の舞踊家たちの練習風景をちょっと見たことがあるが、日本舞踊とは異なる特色を持っている。この目で早く公演舞台を見たいものだ。万寿台芸術団は外国でも高い評価を得ているというが、その日本訪問を心待ちにしている――

 俳優の杉村春子氏はこう語った。
――一昨年、中国を訪れたとき、たまたま中国を訪問中の朝鮮民主主義人民共和国芸術団の歌劇『血の海』を見てたいへん感動した。日本と朝鮮の友好と国交関係樹立のためにも、文化交流は大きな役割を果たすと思う。万寿台芸術団の日本訪問公演はより多くの人たちに朝鮮について知らせ、文化交流を深めるよい機会だと思う。万寿台芸術団の公演が必ず成功するものと確信している――オ

 ペラ歌手の砂原美智子氏はこう語った。
――わたしは、朝鮮民主主義人民共和国から平壌万寿台芸術団が初めて日本を訪問することになったことを歓迎する。そして、朝鮮の優秀な音楽芸術を直接鑑賞できる機会にめぐり合えたことを、同じ音楽を専攻する一人として非常に嬉しく思う。私は以前から、日本と一番近い国である朝鮮とはお互い仲よくしなければと考えてきた。今回の万寿台芸術団の日本訪問公演が、日朝両国の文化交流を活発にし、関係改善を促す大きな力になるであろうことを願ってやまない――