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日本国査証(JAPAN-Visa)    (2017年10月10日)



在上海日本国総領事館ホームページより
 2020年の東京五輪を前にして、訪日外国人が急増している。日本政府観光局によると、今年の上半期(1〜6月)は前年同期比17.4%増の1,375万7,300人と、5年連続で過去最高を更新した。

 格安航空会社(LCC)の増便などを背景に、アジアからの訪日客が大幅に増えたのが原因である。
 訪日外国人の急増を実感するのは、飲食店だ。東京の銀座といった繁華街にある回転寿司店などは、中国や韓国から来た観光客が目立つ。これまでは、あまり待たずに席に座れたが、いまや週末の午後は1時間も並ぶ。家族連れや数人のグループが多い。日本を紹介するガイドブックに「雰囲気が良く、安くておいしい店」が掲載されているのだろう。

 国・地域別では、韓国が42.5%増の339万5,900人でトップ。2位の中国は6.7%増の328万1,700人、3位の台湾は6.1%増の228万8,000人だった。これに香港などが続く。東南アジア勢が出てこないが、今年8月の1か月間に訪日した外国人数を見ると、タイからは史上最多になる3万6,200人が訪れている。
中・韓・台などに続き6位だった。
 観光目的で日本を訪れるタイ人に対し、15日以内の滞在について査証が免除されるようになったのは、2013年7月からだ。この査証免除措置により、タイ人観光客数が急増し、その数は年々増えている。実際に日本各地の観光地で中国語や韓国語が飛び交う中で、タイ語もよく聞くようになった。

 15年ほど前、新聞社の特派員としてバンコクに駐在していたが、こうした現象は、当時を思うとやはり「隔世の感」がある。首都圏の私立大学で教べんをとる知り合いの大学教授から「タイからの留学生が卒業式にバンコク近郊に住む母親を呼ぼうとしたが、査証がなかなか出ない。卒業式に間に合わない」という電話がかかってきたことがある。
 当時は東南アジアから観光などで来る人々に対して、日本の査証発給要件は厳しかった。往復の航空機チケットの保持、一定以上の預貯金の証明などが求められていた、と記憶する。
 結局、わたしが「保証人」となり、ぎりぎりで査証が発給された。この時期のタイは、アジア通貨危機から数年しか経っておらず、日本観光どころではなかった。日本も東南アジアからの旅行者を観光収入源として当てにしておらず、特に女性の訪日は「歓楽街での不当就労が目的」との意識があったように思えた。

 今年の上半期に訪日客が宿泊や飲食、買い物などで使った旅行消費額は、半期ベースで初めて2兆円を超えた、という。大きな観光収入だ。その一部をタイ人観光客が支えている。













                                         









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