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#3 労働新聞の論客、宋美蘭(ソンミレイ)論説員

 


宋美蘭・論説員





 党機関紙「労働新聞」に宋美蘭論説員は1月末の連日、政論(政治論評)を発表した。同じ論説員が続けて執筆することは極めて異例で、宋論説員が特別な地位にいることが想像できる。北朝鮮研究の専門家やウオッチャーの多くは、宋美蘭署名入りの論説に注目してきた。長年にわたって後継者の存在を示唆する記事を執筆してきたからだ。

 最新の政論の要約はこういうものだ。「…家に帰れば子供たちでも百科事典で、国連安保理(国際連合安全保障理事会)を調べ、国連安保理決議案という言葉について勉強し、かつてないほど関心が高まっています。米国は国連安保理を使って、1950年に朝鮮半島で起こした侵略戦争を合法化し、21世紀にはイラクを同じ方法で侵略、多くの罪のない民間人を虐殺して、あの国を血の海で汚したことを人々は覚えてています。

 しかし、一部の人々は、米国の核兵器やミサイルには目を閉じ、朝鮮の人工衛星打ち上げには大騒ぎをして、南朝鮮(※韓国…注釈筆者)の人工衛星打上げを黙認しています。我々の偉業の正当性を確信し、自主権を守護するための正義の道に進む朝鮮の軍隊と人民は、敵対勢力を懲罰し、最後の勝利者になる道を選択しました。他に選択肢はありません。…」
 この政論は核実験実施の声明(1/23 )のあとで1/28からの全国党細胞書記大会の前日、というタイミングで出されている。全土での意思統一の事実上の「必読文献」のひとつとみてよい。

 「あなたの名前は、北朝鮮研究者のなかではつとに有名であることをご存じですか」と宋美蘭論説員に尋ねた。彼女は「初めて聞きました、そんなこ と…」と小声で答え顔を紅潮させた。宋美蘭解説員の印象は、意外だった。 






(アジア・ウオッチ・ネットワーク代表 宇崎 真)
























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