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Extra#3   平壌の空気

 








平壌火力発電所の煙
  平壌の空気は澄んでいて、空気が美味しい。快晴の朝、市内を散策すると頭もすっきりする。古くから
「静かなる朝の国」と言われてきたのも分かる気がする。なぜ、平壌の空気は澄みきっているのか。市内を走る車の数が非常に少ないからだろう。

 これは北京と比べると一目瞭然である。訪朝する際、北京で査証を受領するため、北京に1泊しなければならない。北京の淀んだ空気は、一晩で喉が痛くなる。よけいに平壌の空気が爽やかに感じる。

 平壌を走る車は以前より増えているらしいが、渋滞などめったにない。つい「エネルギー事情が逼迫しているので交通量が少ないだけ」という見方に傾きがちだが、北朝鮮の知人は「環境保護の結果だ。国家的に環境保全運動が高まり、さまざまな交通規制が講じられているからだ」と反論する。

 平壌では、自動車の運行時間は基本的に朝8時30分から夕方6時30分までと制限されている。さらに、日曜日は全国的に自動車の運転は禁止。この規制は、市民の足として人気の高いバスも含まれ、規制を受けないのは排気ガスの心配がない、路面電車とトロリーバスだけだ、という。

 この交通規制は世界水準でも厳しいものだろう。しかし、気になることが一つある。それは平壌火力発電所の煙だ。黒々と立ち上がる煙は、電力がそこそこに供給されていることを物語るが、おそらく煤煙の規制・処理は十分ではないと思う。煙が目に染みる。 







(アジア・ウオッチ・ネットワーク 小堀 新之助)



























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