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Extra#4    平壌交通事情


 




 平壌市内の主な乗り物には、地下鉄、バス、路面電車がある。そしてトロリーバス。かつては東京にもあった懐かしい「庶民の足」だ。
 平壌市内のあちこちに張り巡らされた架線に沿って動く。最近はタクシーも増えたが、まだ定着しているようには思えない。地下鉄やバスの運賃は非常に安く全区間一律料金で5ウォン(約5円)。一方、タクシーは2キロ、100ウォンだから、市民にとってはちょっと贅沢な乗り物だ。

 平壌は市内の中心部を貫流している大同江を境に東平壌と西平壌に分けられ、地下鉄は西平壌地区に展開されている。外国の大使館が多い東平壌地区で、地下鉄以外の乗り物(バスや路面電車、トロリーバス)が朝から晩まで、運行しているのはちょっと意外だった。

 訪朝していつも目にする光景は、停留所の長蛇の列だ。朝夕のラッシュアワーには20、30メートル以上の列ができる。驚くのは、平壌市民の「秩序と忍耐」だ。アジアの国々では、列車やバスが到着すると、我先にと乗り込む光景をよく目にする。この点で秩序正しく乗り降りするのは北朝鮮と日本が双璧、と思う。
平壌では弱者優先のマナーも定着している。

 トロリーバス。レトロな乗り物だ。施設と車両の老朽化だろうか、立ち往生しているトロリーバスを見かける。しかし、環境保護の面からするとトロリーバスは、地球に優しい乗り物ではないだろうか。
 だが、残念ながら外国人が利用できる公共交通は限られ、地下鉄と路面電車の一部区間だけだ。トロリーバスにぜひ一度乗ってみたいものだ。

 



(アジア・ウオッチ・ネットワーク 
            小堀 新之助)
















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