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Extra#5    北朝鮮式猛暑克服法

 




捕身湯専門店







 猛暑もいつの間にか過ぎ去り、秋の気配が訪れ始めた。この夏の日本の気候は異常だった。殺人的とも言えそうな酷暑のあとには豪雨。「これまでに経験したことのない…」といった表現が何度も使われた。

 北朝鮮の夏も異常だった。一カ月以上も続いた豪雨の後、日本と同じような猛暑が北朝鮮を襲った。しかし、北朝鮮の人々は「三伏」の時期と言われている夏の季節に慣れているのか、猛暑にも案外、気楽に対処しているようだった。
 「三伏」は最も暑い期間中の「極暑の3日間」のことである。三度伏せて暑さを避けなければならないという意味だ。暑くなると木陰や涼しい地下鉄に入ったり、水の中で泳いだりして暑さを避けるのが、庶民の知恵から生まれた習慣だ。

 そして、庶民はもう一つ、伝統的な食べ物で猛暑を克服する。補身湯(ポシンタン)と呼ばれる犬肉のスープだ。病中・病後の滋養強壮ばかりでなく、妊婦ら高い栄養が必要な人へのおもてなし料理でもある。
 香辛料が豊富で、臭みはない。北朝鮮で人気を独占している料理だ。暑い部屋で熱い捕身湯スープを飲み干すと、猛暑など何ともないという。

 平壌の統一通りに位置している有名な捕身湯専門店は、年中、お昼から夕方まで満席だ。地元の人だけでなく、中国人ら訪朝外国人にも人気がある。

 







(アジア・ウオッチ・ネットワーク 村上知実)


























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