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Extra#14   唯一無二の北朝鮮ゴルフ


    


台城湖に沿って作られ「平壌ゴルフ・コース」








龍岡温泉のコテージ内部と温泉(個室)


 ゴルフ好きの願望は、名門コースの会員になり、そこで技術・スキルと社交の幅を極めることだと思う。また、自然の美しさや戦略性の高いコースが「売り物」の世界の名門コースでプレーすることも夢見る。
 米国のゴルフ誌などでは、世界のゴルフコースのランク付けを行っている。コース難易度、デザイン、景観、コンディション、雰囲気、などが評価対象になるらしい。
いつもベスト10は米国、英国のゴルフコースが占める。アジアのコースは問題外、といったところだ。

 ゴルフ仲間に名門といわれる「○×□コースでプレーした」と吹聴できるのは気持ちが良い。一般のゴルファーが簡単にプレーできないというなら、それは北朝鮮のゴルフ場だろう。
 観光で北朝鮮に入るのも、「決意」と「覚悟」がいると考える人が多い。そこでゴルフをやる、のは想定外かもしれない。
 そもそも、先軍政治の統治が続く中、北朝鮮にゴルフ場などあるわけはない、と思っている人が多いと思う。

 実は北朝鮮にもゴルフ・コースはある。1987年にオープンした「平壌ゴルフコース」。18ホール、パー72、6,800ヤード、フェアウエーは高麗芝、グリーンはベント芝で、外見だけ取り繕ったコースではない。ゴルフ場専属キャディ(女性)もいる。本格的なゴルフコースだ。
 このゴルフ場は、平壌の南西に約40キロの台城湖に沿って作られた。どのホールもフェアウェーが狭く、ドッグレッグホールが多いので、正確なショットが求められる。
 外国人旅行者もプレーができる。プレー費は25,000円前後(貸しクラブ、靴、キャディー費込み)だから安いとはいえない。
 有難いことに、ゴルフ場の近くには龍岡(リョンガン)温泉もある。温泉好きの日本人が日本統治時代に開発した温泉で、塩化ナトリウム・ラドン温泉(ラジウム泉)とか。
 外国人旅行者用の温泉コテージは、各部屋に温泉が引かれ高級別荘のような造りになっている。ゴルフの後ゆっくり温泉に浸かると「いい湯だな」とすきっきりした気分になる。
 台城湖の絶景を眼にしながら、綺麗な空気を吸って、素朴なキャディーとゴルフを楽しみ、高級温泉コテージで宿泊する。北朝鮮のゴルフは、唯一無二のゴルフ場かもしれない。










(AsiaWatchNetwork 小堀 新之助)











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