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Extra#18   雪化粧を楽しむ平壌市民











 平壌の人々にとって、雪は縁起の良いもとされ、大雪ともなると祝日のように心が浮かれると聞いた。
 1月18日の日曜日、平壌では今年初の本格的な降雪に見舞われ、翌、19日の朝には30センチも雪が積もった。昨年末から雪の日は多かったが、こんなにたくさん積もったのは、近年にないと言う。
 正月のぼたん雪を待ち望んでいた子供たちは、大雪で冬休みの一時を雪遊びで楽しむことができた。

 北朝鮮では、「大雪がある年は豊年になる」と言われている。昨年(2014年)は降雪量が少なく、貯水池の水が枯れ、市民生活に影響がでた。それだけに今年の大雪は、市民に雪の弊害より、雪が貴重な資源になる、と実感させた。
 普通江公園で雪掻きをしていた管理人キム・スンヒさんは、「金正恩第1書記は今年の新年の辞で、全国の家庭に暖かいい情があふれ、可愛いわれらの子供たちにより明るい未来があるよう祈るとおっしゃいましたが、そのやさしいお言葉が、雪の結晶となって降りたようです」と話した。

 金正恩第1書記は国民に新年の挨拶(新年辞)を送り、祖国解放70周年と朝鮮労働党創立70周年に当たる、2015年の膨大な闘争目標を実現するためには、白頭(ペクトゥ)の革命精神、白頭の烈風精神で生き、かつ戦わなければならない、と強調した。
 これまで北朝鮮では白頭の革命精神について多く強調されたが、「白頭の烈風精神」という表現が命題として使われたのは初めてである。
 白頭山と雪は、強い結びつきがある。雪を見て喜ぶ北朝鮮人の生活の裏面には、白頭の烈風精神という強い背景があるようだ。だからこそ、零下20の酷寒の中でも、北朝鮮の人々は暮らしを人一倍明るく楽天的なものに受け止めているようだ。




(AsiaWatchNetwork 村上知実)












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