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Extra#22   北朝鮮の入学式













 デビ・スカルノさんは、その強い個性で日本ではタレントとして知名度が高い。
 日本生まれだが、国籍はインドネシアだ。インドネシアの初代大統領、スカルノ氏の第3夫人だった。
 反植民地主義を掲げたスカルノ大統領(当時)は冷戦時代、西側諸国との関係を悪化させたが、一方では北朝鮮など独立まもない新興国との友好を深めた。
 その影響でデビ夫人も北朝鮮との親交を深めたと言われている。

 北朝鮮で金日成主席の生誕を記念する年中行事の一つに「金日成花」祭典がある。
「金日成花」はインドネシアの植物学者が交配・育種したラン科の花である。
 1965年、ジャカルタで開かれたバンドン会議に金日成首相(当時)が参加した際、スカルノ大統領がこの花に金日成首相の献名を申し出たとされる。

 今年の金日成花祭典も多くの人でにぎわった。その中に、デビ夫人の姿もあった。
デビ夫人にガイドとして付き添った、金日成花・金正日花委員会の対外活動部員の
ファン・スジョンさん(22歳)は、「デビ・スカルノ夫人は3年ぶりの北朝鮮を見て、
その変貌ぶりに驚いていました。特に、随所に建設された高層住宅や文化・遊技施設を見て回り、金正恩第1書記の人民を配慮した政治に大きな感銘を受けたようです」と語った。

 デビ夫人は北朝鮮を離れるとき「自分の訪朝が多少なりとも日朝関係の礎になることを願ってやまない」と述べている。
 デビ夫人は、「親北朝鮮」の立場からの発言が多いと批判する声もある。
 しかし、夫人は自分の目で見た感想を述べていると思う。北朝鮮を見もしないで、偏見が先走りしがちな報道する日本や韓国のメディアよりは、北朝鮮を知るうえでデビ夫人の言葉は重要な判断材料になるだろう。


(AsiaWatchNetwork  村上知実)












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