本文へスキップ

アジア・ウオッチ・ネットワークはアジアに幅広取材アンテナを張ります。

アジア・ウオッチ・ネットワークAsiaWatchNetwork


メニュー訪 朝 記

Extra#24  歓喜の「ネゴヒャン(我が故郷)」サポーター






北朝鮮 対 ウズベキスタン(6月16日/平壌)














 2018年のFIFAワールドカップ・ロシア大会を目指すアジア予選が始まった。日本代表チーム(FIFAランキング52位)は16日、2次予選でシンガポール代表(FIFAランキング154位)と対戦し、まかさかの0-0で引き分けた。日本チームのシンボルカラー「侍ブルー」で埋まった観客席からは試合終了後、不満の声があがった。
 同じ日平壌の金日成競技場では北朝鮮(FIFAランキング146位)がウズベキスタン(FIFAランキング74位)と戦い、4-2で快勝している。北朝鮮は今でこそFIFAランキング146位と低迷しているが、1966年のW杯では初出場を果たし強豪イタリアを1対0で下し、アジア勢としてのワールドカップ初勝利とグループリーグ戦の初突破を果たした。

 今回、試合結果は世界に対して少しの驚きを与えたが、もっと衝撃だったのはスタジアムを埋め尽くした5万人のサポーター(観衆)の装いだろう。サポーターはチームのユニフォームやチームカラーにに合わせたシャツなどを着てでスタンドを埋めるが、金日成競技場にもそうした熱狂的なサポーターがいた。
 推定で2万人ほどが北朝鮮チームに合わせて赤シャツを着込み、国旗を振って声援を送っていた。この赤シャツ、「ネゴヒャン(我が故郷)」ブランドと言うらしい。
 北朝鮮代表チームの選手として10年余り活躍してきたリミョングクさんは、「2009年から『ネゴヒャン』を着たサポータが目立つようになり、この服を目にすると不思議に力が沸き出ました」と打ち明ける。
 試合前に、ネゴヒャン・サポーターに話を聞いた。

Q:応援服は買ったのですか?
(平壌火力発電所の労働者、男子、58歳)わが発電所のスポーツ担当者が今日の観戦の時、しっかり応援しろとこの服を配りました。この服を身に着けると責任感が湧き出てきます。

Q:朝鮮チームが勝つと思いますか?
(女子サッカーチームの選手)ウズベキスタンはアジアの強豪です。これまで男子サッカーでは勝ったことがありません。しかし今日、その歴史が変わるかもしれないです。この服を着て観戦する市民も心をも合わせて応援しますので、必ずや勝つだろうと思します。

Q:新聞をみていますが何を読んでいる?
(サッカーファン、平壌市民)わがチームとウズベキスタン、両チームのデータを見ています。私は平壌体育団のバレーボールの選手でした。70歳になった今、ネゴヒャン服を着てスタンドに座ってみると青春時代にに戻ったような気がします。

Q:女性応援団はいつ結成されました?
(平壌市中区域万寿棟の住民 キムヨンオクさん)私たちは家庭の主婦です。数日前からW杯予選が行われるというニュースを耳にして、進んで応援団に入りました。
 スタジアムを覆う赤色の服は、私たちから選手らに贈る祝いの花束です。

Q:試合だからけることもあるでしょう?
(平壌市普通江区のリソンヒさん)ウズベキスタンチームは世界ランキングでは上す。ひょっとしたら負けることもあるでしょう。しかし、、私たちは応援することを後悔しません。もし負けるてもその経験は蓄えになります。我々の応援が国のスポーツの発展に少しでも寄与できれるのならば、試合に負けても選手達にはより情熱を込めた応援を続けます。

(AsiaWatchNetwork  小堀 新之助)











Photo


ビデオ









アジア・ウオッチ・ネットワークAsia Watch Network

Bangkok, Thailand