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Extra#25  北朝鮮式ストレッチ、「サッカーリズム体操」






民興高等中学校でサッカーを教える リウンジュさん












 いま北朝鮮で「サッカーリズム体操」が急激に広まりつつある。平壌では5月25日から29日までの5日間、市内の15の体育クラブ、20の青少年スポーツ学校、
29のサッカークラブから監督、選手およびコーチ等1,000名を招き、サッカーリズム体操の講習会が行われた。
 この体操は、北朝鮮体育省と創作集団が考案したもので、軽快な音楽に合わせて体を動かし、筋肉等を柔軟にするもので、いわば北朝鮮式ストレッチ。

 平壌市内の牧丹峰区域にある民興高等中学校でもサッカーリズム体操を取り入れている。この学校はサッカー、バスケットボールが全国屈指の強豪校として有名である。
 サッカーの指導を務めるリウンジュさん(33歳)は、14歳の時にサッカーを始め、その後女子サッカー選手として頭角を現し、現役時代には国内だけでなく海外の試合にも出場している。
 選手として活躍した後は監督としても8年間勤めたという。
 リウンジュさんは「サッカーを学び始めたばかりの子供達にとって、サッカーリズム体操は体を柔軟にするばかりでなく、サッカーの基礎的な動作技術を習得する上で大きな効果を期待できる」と話す。

 高等1年生のシンチョルジュ君(14歳)は「サッカーリズム体操は準備体操の効果だけでなく、監督のアドバイスに対しても体がついていく感じになります」とこの体操を大いに気にいっている。
 これから新たにサッカーを始める子供たちには、このサッカーリズム体操は必須になり、身体に馴染みこむと、サッカーボールの扱いもよりリズミカルになるようだ。
北朝鮮の子供たちはの今後のサッカーに取り組む姿勢が、より熱くなるだろう。

 これまで、経済難や経済制裁を受ける中、北朝鮮サッカーはジュニアの育成に力が回らなかった。しかし、近年余裕が生まれ、サッカーに限らず各競技でジュニアから育成に力を注いでいるように思える。
 サッカー強豪国は、競技に専念できる環境を整えて育成するプログラムがあると聞く。北朝鮮もこのプログラムを本格的にスタートさせたということか。


(AsiaWatchNetwork  小堀 新之助)











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