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Extra#27     聴覚障害者のサッカー(Deaf Football)






 聴覚障害者のサッカーがある。選手の聴力レベルは55dB(デシベル)以上で、試合中は補聴器の装着は禁止されている。聴力レベルは55dB以上というのは、人の声が意味の分からない程度に聞こえる状態を指す。聴力120〜130dBとなると重度で、ジェット機の轟音も線香花火程度にしか聞こえないようだが、聴力120dB以上の選手も多いという。

 日本ろう者サッカー協会は1998年に結成されているが、北朝鮮でも「朝鮮ろう者サッカーチーム」が2014年5月に発足している。身障者への支援を国策として進める中、全国の聾唖学校と平壌障援技術交流社が中心となってサッカーチームを結成した。選手は、運動能力の高い聴覚障害者、
ろう者を選抜したという。海外試合も積極的に行っている。昨年12月にはオーストラリアで開かれた国際ろう者親善試合で世界の障害者スポーツ競技の舞台へ初出場を果たした。

 朝鮮ろう者サッカーチームは、世界大会を目標に猛訓練をこなし、多角的な戦法を習得している。試合ではお互いが目を合わせ意思疎通を図るアイコンタクトが重要となる。
 朝鮮チームの監督は当初、選手との意思疎通に苦労した。しかし、手話を習得し、唇の動きを読んでコミュニケーションを高めることで、選手たちに合うサッカー戦術を研究したという。
 朝鮮ろう者サッカーチームは次の国際試合で好成績を収める自信に満ち、猛訓練に明け暮れている。



(AsiaWatchNetwork  村上 知実)











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