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Extra#30            釣りと老後





西城区域の釣り愛好家協会 リ・ヤンヒョン書記長


キム・デシクさん(69歳)
 平壌中心部を流れる大同江(テドンガン)は、朝鮮の五大江の一つだ。「水が玉のように清らかに流れる」ということから「玉流」とも呼ばれる。
 大同江や普通江(ポトンガン)の河畔散策は朝鮮観光の定番だが、散歩中に必ずと言っていいほど釣り人に会う。釣りは朝鮮語で「ナクシ」というが、平壌は釣り好きが多い。

 最近では当局が各区域ごとに「釣り愛好家協会」を設け、釣り人の交流を図ったり、釣りのポイントには釣り道具の売店を設けたりして、喜ばれているらしい。
 先日、普通江では釣り愛好家が自慢の腕を競う競技会が開催された。
 西城区域の釣り愛好家協会のリ・ヤンヒョン書記長(56歳)は「区域内の釣り愛好家がこの日を心待ちにしていた」と言う。この競技で優れた5人が、次の平壌市の競技会に進むことができる。そこで釣りの腕前が評価されると9月に大同江で行われる中央競技会への参加が認められ、自慢の釣り竿裁きを発揮できることになる。
 競技では釣り糸が水中に沈むと早速あちこちで魚がはね上がった。2時間で釣れた魚を審査員が評価して順位を決める。

 この競技会で優勝したのは釣り暦4年のキム・デシクさん(69歳)で、彼は大魚を釣りあげた。
 「最初は経験もなく、一日中浮きのみ眺めていると退屈になりました。しかし、そばの人が魚を釣るのを見て頑張りました。もう一日でも釣りに行かないと病気にかかりそうで我慢なりません。普通江を離れては一刻も生きられないです」と釣りへの思いを打ち明けた。
「高齢者のために釣り愛好家協会が作られました。人生の晩年をさらに楽しく送ることができます。私たちは本当に幸せです」。キム・デシク氏は釣りに没頭して余生を楽しんでいる。




(AsiaWatchNetwork  村上 知実)











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