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Extra#32            オートバイ・ブーム




KPMC( Korea Pugang Motorbikes Company)
バク・ヨンイル社長


KPMCのバイクは優秀だと語るキム・ソンミン氏
 「オートバイ」は典型的な和製英語で、英語では「Motorcycle」だ。このオートバイ、北朝鮮では数年前からブームとなっているようだ。
 2013年8月、ニュージーランドの経済学者でオートバイ探検家でもある、ガレス・モーガン博士夫妻ら5人は白頭山を出発し景勝地、妙香山や首都平壌を経て南北軍事境界線を通過して韓国入りした。最終目的地は南部済州島にある漢拏(ハンナ)山で、このオートバイ旅行の後、北朝鮮ではオートバイが注目を集めるようになったという。

 北朝鮮製のバイク「富強」を製造する会社のバク・ヨンイル社長(61歳)はオートバイ・ブームを次のように語った。
 「最近では北朝鮮製の性能、品質が向上し、価格も下がっています。それで、オートバイへの関心が高まっているでしょう。機種によっては8%も安くなったオートバイもあります」。
 平壌の有名な観光名所、凱旋門の近くでオートバイ販売店を営むリ・ヒャンシュクさんは、北朝鮮製オートバイ「富強」が一番人気があるという。平壌市内を颯爽と走り抜ける「富強」、「普通江」といった北朝鮮製オートバイを見かけるのは、もう珍しい光景ではない。

 しかし、北朝鮮当局はオートバイの普及を手放しで喜んでいるわけではない。スピードも出るオートバイは深刻な事故を招くこともあるからだ。速度制限の取締り、ヘルメットの着用などは強化されているようで、これは市民の理解を得ている、という。

 そしていま、オートバイ・ブームは平壌から地方に移っている。平壌市内では、バス、地下鉄、タクシーといった公共交通網が整備されている。整備が遅れている地方に、よりオートバイの需要があるからだ。







(AsiaWatchNetwork  小堀新之助)











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