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Extra#33            速 読




大学生速読コンテスト(2013年)




平壌外国語大学 バク・チョルジン教授



学生に速読教育をするバク・チョルジン教授


 北朝鮮では、速読能力のある知識人が多いと国力が高くなると信じられている。そのため各学界、各部門で速読能力を培うため努力が続けられている。
 しかし、一口に「速読」といっても実態はとらえ難い。一般的には「普通よりも速い速度で読むこと」だろうが、読書スピードをあげても内容を理解しなければ無意味である。また、速読能力を養うといっても日本語や中国語のような表(意)語文字と表音文字では訓練方法も違うだろう。
 いずれにしても、「速読の達人」といわれる人は、圧倒的な速さで文章を読むばかりでなく、内容も理解している。

 北朝鮮では「全国技術大学部門大学生速読コンテスト」で速読能力が競われる。最近このコンテストを征しているのは平壌外国語大学だ。4年連続優勝を続けている。 平壌外国語大学の連続優勝を支えているのが、バク・チョルジン教授(33歳)だ。バク教授に連続優勝の秘訣や速読技術を高める習得方法を聞いた。

<問>速読教育を始めた動機は?。
<バク教授>私は平壌外国語大学の博士院を卒業して教壇に立ちました。2010年、秋のある日、速読に関するデータを読んで、学生らに速読を教えると外国語の実力を高める上で役に立つだろうと思ったからです。
<問>いつから速読教育を始めたのか?
<バク教授>4年前の2012年初から。この年に行われた初めての大学生速読コンテストでわが学生らが1位を占めたことから自信を持ちました。そして、優勝は他校に譲らないことを誓い、速読教育により一層拍車をかけてきました。
<問>先生が育成した学生らはどれぐらい?
<バク教授>昨年の速読コンテストで優勝したリ・ホンファ、キム・ヒョンシム、チェ・リヒャンさんなどをはじめ、数十人の速読名手を育て上げました。彼らは30分間に4000個の2進数を、また1時間に26組以上のトランプの数字を順に覚えることができます。これは世界記憶大家賞受賞者に匹敵するレベルです。
<問>連続優勝の秘訣は教育方法が優れているからだと思う。そうか?
<バク教授>私はまず学生の心理と現実に合う速読方法を探すべきだと思っていますた。そこで記憶の繰り返し、集中、事物現象に対する深みのある考察など、速読能力を決めるすべての要素を認識できるようにわれわれ式の方法論を研究しました。また、学生らの個性と水準にかなう訓練方式を受け入れ、速読熟練のための出題プログラムも作成しました。私は学習に対する熱意をずいぶん高める速読教育に力を入れ、学生らの水準を引き上げ、多方面的な知識が習得できるように頑張りたいです。今、朝鮮青少年の間では頭脳開発のための速読教材である『頭脳開発速読』(基礎編、幼児用、暗算編、記憶編、読書編2巻)が広範に愛読されています。


(AsiaWatchNetwork  村上知実)











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